アレルギー性鼻炎の治療でよく用いられるレーザー療法と、アルゴンプラズマ療法はどのようにちがうのでしょうか。
アルゴンプラズマ療法は、厳密にはレーザー療法とは異なるものの、粘膜を焼灼・変性させアレルギー反応を抑えると言う原理・目的は一緒です。
アルゴンプラズマ療法では、レーザー療法よりも薄くムラなく均一に焼灼でき、ほとんどの場合両側一度に終了することができます。
レーザー療法では、レーザー光線の出る点で焼いていくため、広い面積を焼灼するのに時間がかかります。
レーザー療法で下鼻甲介全体を焼灼すると10~30分ぐらいかかります。
アレルギー性鼻炎の治療によく使われている炭酸ガスレーザーは、鼻水が出ている状態ではうまく焼くことができません。
一方、アルゴンプラズマ療法はアルゴンガスで鼻水を吹き飛ばしながら処置できるためアレルギー症状が出ているときでもアレルギー性鼻炎の治療が可能です。
また、アルゴンプラズマ療法は面で焼灼するため下鼻甲介全体を焼灼するのに2~3分しかかかりません。
2009年3月14日土曜日
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